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失礼・無礼 [独り言]

 人様にぶつかりそうになって、あ!失礼と言いましたら、いえ、ご丁寧にと若い声がしました。えっ、と驚いて見ると大学生の若い男性、こんな挨拶を返して貰ったことがありません。精々、いいえとか、優しい方には大丈夫ですかとか、まして若い男性のとっさに出たご丁寧にの言葉に感動です。キチンとしたご家庭にお育ちになったのでしょうか。とっさに出る返事ではありませんから。反対に無礼な言葉を浴びることもありますよね。現代は自分の思考を主に考える自由の時代と言いつのる中年以降の人が多い。でも、配慮や気遣いは、人間性に関わると思うのですけどね。日本人は極端な癖がありますから、時々考えます。精々気を付けます。

彌 叡
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葬儀への想い [独り言]

 歳のせいと笑われそうですが、どなた様のご葬儀の知らせでも涙がこらえられない。若いときからそうだったけれど、最近は殊に歳のもろさではなく、亡くなられた方の心が瞬時に伝わってきて、気が付いたら涙をしている。友人知人、見送った方はみんな一生懸命生きた方達、その中で思いは報われたのか。心にどんな思いが遺っていたのか、少しだけその生き様を見ていた方ほど耐えられなくなってしまう。人の口は非情なもの、思いまでは感じてくれません。良いことも厭な事もいっぱいありながらみんな一生懸命生きて目を閉じるのにね。ご冥福を祈る前に私は手を合わせて、諸々の想いを込めて、ご苦労様、有難うございます。と申し上げたい。

彌 叡
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土台、基礎 [独り言]

 朝早く目覚めた為、テレビを眺めて居ました。強い台風の影響で、彼方此方の橋が崩落したり家が壊れたりと被害があったと言います。大変な事でお住まいの方達のご苦労が偲ばれます。ニュースの中で壊れた橋の映像を見ていたら脆い橋げたの、何だか手抜き工事の確りしないコンクリートを見てしまって、思いました。基礎を土台をキチンと誤りなくしていれば、こんな風に崩れなかったのではないかと、何十年か前の資源が足りなかった時代も加味しながら感じた次第。何でも同じでしょうが、人間を見ると育ちが解ると云いますし、私が住んでいるこの家は、お建てになった今は故人の方が、充分乾燥した材木を指定し、大工さんと何十年経っても土台が揺るがない家をと相談しながら建てられた家と聞いております。お陰様で床の歪みも殆ど無く、矢張り最初が寛容ですよね。人間も全く同じだと思いますね。

彌 叡
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温かいおそば [独り言]

 台風の後、朝夕急に気温が下がってきて、長袖のシャツに温かい食べ物が欲しくなりました。湯豆腐も良いけど、温かい麺に惹かれますよね。私が大好きなのが、銀座アスターのフカヒレ麺、ひと月に一度は頂きたいほど大好きなんだけど、支店が余りない。若い頃は直ぐに銀座まで走ったけど流石に最近は一寸無理、新宿や町田にもあるけど電車に乗ってまで食べるために出掛けるなんて、性格上出来ません。一人前が多いと思ったら、半分のメニューも有るというのも気に入っています。もう少し寒くなって、何か買い物があったら、出掛けてみよう。皆様もお風邪を召しませんように。

彌 叡
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プライド [独り言]

 人それぞれにプライドを持って、心の支えに生きていると思っています。ふと考えました。プライドのそれぞれの中身、皆違って当たり前だよなって。見渡すと、大抵は学歴?育ち?何処の大学を出たって言うのが一番多いみたい。確かに難関を突破したって立派だけど、それがプライドって少し淋しいですね。自分が四年ないし六年学んでその後の生き方の中に、価値はなかったのかしら?…私は、朝起きたら直ぐに洗顔薄化粧をして洋服を着替える、何かの時、口にしたかも知れません。結婚したとき、夫が申しました。1つだけ言っておく事が有る、「起きたら直ぐに身を整え、突然お客様がおいでになっても大丈夫なようにしていて欲しい」その一言を七十年守っていて日常になっていて支えになっている。可笑しい詰まらないことかも知れないけれど、ここから毎朝が始まるので自分のケジメかしら。プライドのひとつかも。他にも支えはあるけど、言うほどの事ではありませんので。

彌 叡
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不思議 [独り言]

 骨のみならず体全体、一日宛細胞も衰えていくのは当然と思いながら、少し具合が悪いと慌てたり迷ったりしてしまいます。まして私ぐらいの高齢者は、その思いが終わりと言う文字に繋げて仕舞いがちなので、人間は情け無いものだなと感じてしまいます。今朝は大丈夫と独り言を申します。呪文のように口にすると案外楽になったりして…。私はスーパーに行った帰り、家まで五分位まで近づくと、大丈夫、頑張れと無意識に口走ってしまい、自分で笑ってしまうこと度々ですが、結構元気になりますから、私も、単純だからと自分の感覚を不思議に思います。結構理屈屋なのに。

彌 叡
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彼岸まで [独り言]

 今朝も暑い。秋の入り口なのに、矢張り昔から言われている、暑さ寒さも彼岸までの言い伝え通りかしら。でも空の青空の色は明らかに違う。女学生時代、夢中だったテニスで、疲れて引っくり返って眺めた青空もこんな色でした。疎開先の田舎だから、緑も花も自然に美しく青空も何の邪魔もない雲さえ絵のような空でした。地球の空も、色々な時代を超えて今日は昔みたいに美しい。お彼岸も、同じだと良いけど。御先祖様の御供養の日ですから。

彌 叡
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好き嫌い [独り言]

 食べ物にも人にも好き嫌いはあります。私が好きな人は、まず、明るくて素直な人、人間には陽性と陰性の性格が有るとしたら、どうしたって陽性に惹かれます。でもどちらか片方だけならバカみたいに単純だから、矢張り適度に混ざっていないとね。深い人間性は混ざり具合にも依るかも、なんて考えました。何故なら、長く生きたけど、人生の難しさは勿論だけど、何千人の人様にお会いしたけど、本当に尊敬出来る人は少なかったし、信じて裏切られる事も有ったから、人間を分析してみたかったのです。食べもの好き嫌いを書くつもりが、飛んで仕舞いました。

彌 叡
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イギリス風 [独り言]

 女王が逝去された。大変な御生涯だったと拝察致します。イギリスと言う国の印象は、若い頃3度行った感じしかないけれど、昔々学校で、礼節の時間が週に1時間あり、その講義は中々キチンとしたものだったと思い出します。当時にはまだ珍しい英国留学の経験がある先生でした。その時間で今も覚えているのが、紅茶の頂き方でした。緊張してカタカタ陶器のカップを必死に扱って居たのを今も思い出します。お育ちも然る事ながら、エリザベス女王の中からにじみ出る品格は、あの礼節の時間に繋がるなあと、今日、改めて思いました。私はイギリス人でもなく、クリスチャンでも無いけれど、あの深い笑顔の女王に手を合わせます。

彌 叡
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朝の挨拶 [独り言]

 この辺り、ご近所付き合いが余りない。近年はマンションが増えたから、ほぼ一帯にそうなのだけど、顔を合わせれば会釈する程度淡々たるお付き合いです。所が朝、雨戸を開けに庭に出た私は「おはようございます。」と言う大きなキレイな声に吃驚しました。四十代のご近所さんなんだけど、年に何回も会わない人、釣り込まれて私も、精一杯の大声のでおはようございます。お返ししました。何だか嬉しくなりました。明るい声の掛け合いが心を沸き立てさせる。雨が降らなきゃ良いですね!と笑顔でお出掛けなさったけど、何となく…悪くない。黙って居ても時は遠慮無く過ぎていく、無言の風は動かない。折角歌で鍛えた声が勿体ない。明るい声で話したいと朝思いました。有難うございます。ご近所さま。

彌 叡
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