スープの季節

　何十年と続いたパンの朝食から、一切れの切り餅に変えてから、プラススープで朝食にしています。このせつはレトルトの物も色々あって不満もありません。スーパーに買いに行きました。温めて頂くハインツのスープを何時もの場所で探したら、アララ、冷たいスープに変わっていました。ああ、もう五月なんですね。着物の衣替えは、六月だけど食べる物は季節や気温に敏感なのでしょうね。でもレトルトならどちらがあっても良いけど。兎も角、ビシソワーズとカボチャとコーンを買ってきて、温める手間の要らないビシソワーズを頂いてみました。結構美味しい。あとは、赤いトマト位あれば栄養はまあまあでしょうか。

彌　叡

独りの幸せ

　コロナウイルスのせいだけではなく高齢者の生き方を書いた本が売れていますね。誰でも年を取る、当たり前の事なのにこの所悲鳴が聞こえます。人様にご迷惑を掛けずちゃんと生きて居れば自然に老いて旅立てるものと思っていたのに俗世は中々そんなものでは無いらしい。私は元来ニヒルで余り感情も表さない人間だから結構独りで居るのが好き、時折小田急線で終点まで一回り、窓から見る景色の移り変わりに癒やされたりする一人旅に元気が出たりするけど普通は独りが寂しいらしい。今日の新聞に、在宅ひとり死のすすめという本の紹介が載っています。本を読むと必ず何かをつかめます。購入して読んでみようと思います。

彌　叡

忘年会

　この場所においでになっている人達は12月の教習を終えると毎年夕方から忘年会を致します。会場を借りるとかレストランで等ではなく、この場所で独り一品を持ってきてテーブルを広げて皆で賑やかなひとときを食べながら飲みながら楽しんで1年を締めます。でも忘年会の独り一品と言う意味をどう考えて居るのかが様々で、形式的なお酒一本その辺で買ってとなると、空しくなりますね。学びの後色々あった1年を仲間達と顧みながら又祓いながら締めて来年も明るく実のある良い勉強をしていける信頼しあえる人達との楽しい、そんじょそこらには無い集まりだから。でなきゃ意味が無いなと私個人では思うけど。今のところ、被りから生還した私は心を込めておでんを作るつもりです。私の味で皆に食べて頂きたいと思って居ます。皆の個性が見える一品を、殊に今年は楽しみです。

彌　叡

今日は歌の日

　コロナ騒動で休みだった「世界の歌を歌う教室が再び始まって、月2回ながら参加しています。先生のこんな歌にしたいとお考えに、多分半分近く迄しか歌えない平均六十五歳の生徒達、そりゃ英語はまだしもイタリヤ・フランス・スペイン、スペルを追いかけながら舌を噛まないようにメロディを外さぬように必死ですから完成まではなかなかです。でも楽しいし深呼吸をして大きな口を開けてだから凄く呼吸が楽！往復一時間も入れて良い運動になっています。私９2歳の今一番かもしれない楽しいひと時です。今日も暑いけれど行って来ます。

彌　叡

料理は自分の為

　テレビの日曜番組に、リポーターが町に出て通行人の女性に料理を作らせる番組がある。シルバーおじさんの一寸意地悪な企画、作るのは肉や魚や野菜のごくありふれた、でも少し手の混んだもの。出来るのは大抵１０人に２人くらい。つい笑ってしまうような作り方もあってー。出来た１人は美味しい物が食べたいから覚えたと言い、もう1人は自分の食べる物はかっこよく自分で作りたいからと言いました。そうなんだよね、人の為より自分の為に料理を覚えるんだよね。基本や作り方材料を知っとけば他人や周りの人に下手だとか不味いとか言われることもないし、自分が自分で居られます。自分を守れるのだから、料理を学ぶのは大賛成、自分の為に。縁のある人も喜ぶよね、美味しい物はみんな食べたいから。

彌　叡

気付き

　百人が百人中が良いわけではない。社交辞令もあり、争いが嫌い平穏が好き、クールに見ている、様々な考え方があるから、成り立つ社会だから自分流に生きればよいけれど、時に失敗も有るのが人間ですね。
感情に任せて口に出してはいけない言葉を言ってしまい、しまった！と思ってももう遅い、一度口から発した言葉は訂正出来ないことを忘れないようにしないとね!?
一生残る場合もあるから!!
最近のドラマで１５年前の恨みを晴らすドラマがありました。
母を侮辱して職と人生を奪った上司への息子の話でしたが、自分の言葉の責任を考えさせられる面も有り、いつも１つ勉強だと思います。
発言した声は消えない。
必ず誰かの耳に残っています。心がけましょう。

彌　叡

決め事

　２４日月例会は何時ものメンバーに新しい方も加わって、和やかな雰囲気で始まりました。
よんどころない事情で欠席の方も必ず連絡があってみんな承知。
こういうけじめのしっかりした方々ですから感心して居ます。
学びは何時も真剣。
その間、二階の部屋で仕事をしている私にも一階からパワーが伝わりますから凄い力だと感じます。
みんな社会の第一線で働く人たち、この力が加われば楽しい人生になりましょうね。
若い頃誠実という文字に束縛感を感じた事もあったけれど、今、沢山の人に会って、誠実が如何に大切かを実感して居ます。
決めた事を守る、俗っぽい事が充満しているこの社会、自分に誠実にいきたいものです。

彌　叡

発声

　水曜日は歌のレッスン日です。
祭日やら色々重なって久方ぶりだし、楽譜も変わるので家人の留守を見計らって発声練習をしました。
若い頃は直ぐに声が出ましたが、２、３度咳払いをして、ヒーと云う情けない音！
漸く歌い出せ３オクターブ出たときは本当にやれやれです。
今回もドイツ語イタリア語フランス語の原語で歌う曲が有るみたい。
また舌を噛まないように頭と目と口を滑らかに練習しなくちゃ。
歌は体と心に良いですよ。
明日も快晴だそうです。

彌　叡

素直

　人それぞれ感性も性格もみんな違って面白いけれど、ひねくれや頑固は本当に困る。
こちらからの言葉に返る反応で、その人の育ちや頭脳の程度が分かります。
今回高齢者の悩みに就いて、少し肉親の情が欲しいと思い切って話しました。
だって「ちゃんと考えてます」なんて返事が帰ってくるかも知れませんし、そう言う方が世間には多いですから。
その人の知性を信じて言ってみました。
直ぐに返信が来ました。
自分でも何が出来るか、よく考えてみるって。
アドバイスへのお礼の言葉もきちんと書かれていて、矢張り私が思っていた通りの素直に理論的に考える方だと嬉しく感じました。
人間素直じゃないと案外大切なものを逃がしていたりするものですよね。
小さいプライドより大切な大きなものを見のがさないように気を付けたいものです。

彌　叡

原語

　９日は歌唱の日:新宿まで参りました。
中年以上の生徒達:気候のせいか、風邪ひき欠席も多い。
今期は原語の歌が３曲あり、発音や発声が大変。ご親切な楽譜は平仮名付きだけれど、舌を噛むようなイタリア語やフランス語は舌の使い方も長い間日本語だけ使ったものにはなかなかで、先生も大変です。
根気よく教えて下さって、サンタルチアが歌い終わった途端、みんなで拍手!!なんだか２０代で歌った頃を思いました。
そのうちあとのを含めて１０曲仕上がったら、今年も終わります。
一年って早いなあ…！
どれだけ通えるかは分からないけれど、私の下らないストレスの消去に加えて呼吸法にもよし！
もう少し続けてみましょう、
帰りの電車優先席で考えていました。

彌　叡