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 [独り言]

 骨折をしないように歩く時は踵を前にと言われたのは、もう20年ほど前、大丈夫です。と片っ方の耳で聞いていたけれど、今年肋骨を骨折してからは渡されたホスマックと言う骨粗しょう症の薬を毎週キチンと飲んでいます。1週間に1度、朝空腹時に飲んで30分動かずに座っていなさいと言う薬に興味が湧いてきました。何もない胃の中に入った錠剤が溶けてから、内臓にどう作用していくのか?骨には成長と壊す2つの動きがあるという。面白いなと他の薬に邪魔されない作用に行き先を追いかけたくなります。変な事に興味を持つのは私の性格、人の感情的発言を聞くと、言葉の強さよりも言葉の裏側にある思いに興味が湧きます。骨のみならず、複雑な色々、面白いなと暇な高齢者は退屈しません。

彌 叡
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私の年齢は言わないことに。 [独り言]

 最近ふたたび高齢者の方に声を掛けられる事が多くなりました。暫く無かったのに。尤もコロナで皆外出を控えて居ましたからもありますね。所用で出掛けた新宿で昨日も八十八歳の方、3日前はスーパーの二階にある一休み用のベンチで八十六歳の美しい方に。お元気で、先に年齢をおっしゃり、御自分のこと、住まいの広さやご主人の趣味話など、そして私はもう良い年だけど元気で居たいと大声の笑い顔で言われました。私は相づちを打っていたけれど、今回は「貴女はおいくつ?」と聞かれなくてヤレヤレと思いました。何時も聞かれて正直に年齢を言いますと、吃驚なさって次の言葉が出なくなるので。10分お話したかしら。では失礼しますと立ちながら、思いました。お年寄りは、皆寂しくて話したいのかもと。私はどちらかと言えば、話すより聞く方が好きなんですが。今月はお二人に声を掛けられました。

彌 叡
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立場と配慮 [独り言]

 昭和シングル生まれは、満州事変から始まり第二次大戦終戦、そしてその後の物が無くて、子供に食べさす食料を必死に探す親の苦労を見て育ちました。皆で我慢をして支え合って。それで身についたのが他への配慮であり、謙譲の美徳であり、自分の立場を意識する生き方だったと思っている。それに伴うのは当然礼節でしょう。普通人は、自然に身についていたと思います。だから他人の前で一人に注意など致しませんし、自分が人に注意を周りの思惑も考えずに口にして構わない立場なのかを自分に問います。消えないほどの恨みを買うこともありますから、言葉は呉々も気を付けたいものです。これは人間の良識だと常に思います。だから注意をしなければいけないような事態なら、一人の時に言って差し上げるのが本当の配慮ですよね。

彌 叡
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