タイミング

　タイミングがズレる、思い掛けない事です。受けている時間まで1時間ほどあるので、歩いて5分のコンビニに行ってこようと往復15分間留守にした間に来られ、すっぽかし状態が現実になってしまい、悔やむことしきり、どうすれば良いのでしょうね。仕方が無い、事情を話してお詫びするしかありません。気持が重い。1時間のウチに余裕の４5分は、何処に行ったのか。幸い、ひねくれた摂り方をするひとではないからまだ良かったけれど。せっかちに時間を気にした私のミスだったかも知れませんね。気をつけましょう。余裕綽々に。

彌　叡

時代

　最近この便利な言葉に振り回されることが多いのに気付きます。殊に些かの年齢差が有る場合等、大変な活躍致すようです。それは、逃げ口上だったり、相手の正当な言葉を封じる為だったり、嘗て水戸黄門が使われた葵の印籠のように。使われているように思います。おかしいですよね。どんなに時代が変わっても、正しい事は正しい筈、無視していけないことはいけないはず、自分の身の保身に使う言葉では無いでしょうと思いますが？時代と言う言葉は前向きの姿勢の言葉で無くてはいけないんじゃ無いでしょうか。又、自分の発言や行動に他人から時代よと言われて黙るのはとても情けない事だと思います。自分の言葉が正しければ。誤魔化しは嫌ですね。

彌　叡

一区切り

　私にとっては自分の歴史の大切な1頁でもある音楽教室の先生を偲ぶコンサートが昨日表参道で行われました。真っ白い花に囲まれた笑顔から、生前の歌声が流れて、ソプラノ歌手であることは良く知っているけど、その素晴らしい歌に圧倒されました。国際結婚をなさった2人のお嬢さんやご家族を始め、音楽界、法曹界、外国人日本人の大勢が御出席で、今更に先生の一生懸命生きられた足跡に触れた想いです。下らないお喋りも社交辞令も無し、本当に偲んで懐かしんで有難うのコンサートでした。私の年齢や普段の私を知る人に沢山気遣って戴いて、出掛けるときの些かの不調も飛んだみたい。現金ね！考えました。人は目を閉じたとき、今までの生き方が表れるって。短い間かも知れないけれど温かく誠実に生きなくちゃ！です。大切な時を頂きました。突然の雹混じりの土砂降りで祓ってくれましたし、刺激も多い1日でした。

彌　叡

辞める

　長いお付き合いの歯科医師が閉業をなさると言う。開業なさって４５年、その半分はお付き合い、誠実で時々面白い先生で歯科医師としての腕も抜群の方です。酷い被りに腕を痛められての初対面でしたがお会いするのが楽しみでした。と言っても、歯を見ていただいた事は無いのですが。閉院を決められると古い患者さんから一斉に辞めないでコールが沸いたそうな。惜しいけど、その決断は考え抜いた末の決断だから口出しは出来ません。これからの愉しい人生を願います。本当に良い先生です。弟妹の方が、お兄さん有難う。と、お礼をおっしゃったと聞きました。その一言で今までの歴史も解りますものね。呆けないで愉しいこれからを祈りたいです。

彌　叡

表参道

　朝十時のテレビ番組を見ていました。今日は、原宿から表参道を歩く、お喋り役者さんの軽妙な語りと、ア！これ知っていると言うお店の映像にひかれ見てしまいました。30年ほども前かしら、お上りさんのようにあのあたりを歩いた記憶が甦ってきて、様変わりした映像にしみじみ時代を感じた次第。何かにつけて時代の変化を感じます。汚いアパートも一部残って居るけど、店舗の変遷は凄い。時の宰相、宮澤さんがお孫さんの為に行列に並ばれた玩具屋さんが存在していて何だか嬉しくなりました。天気の良い日1度歩いてみたくなりました。お洒落すぎるファッションビルは最早お呼びでは無い。月末にある先生を偲ぶコンサートも原宿だから帰りに歩いてみようかなと今朝は思い掛けない気持にニコニコ、です。

彌　叡

笑い声

　この頃は、あまり賑やかな笑い声を聞くことが少なくなりました。私は大家族で育ちましたので兄弟喧嘩もあれば笑い声も大きく、明るい家庭でしたが、人数が多いだけ沢山の話題が豊富で、そんな中で沢山の知恵を得たと思います。今日のご縁日の後、色々話す中で視野が狭い人が増えているとの話が出ました。視野が狭いと言うことは考え方の問題でもありますが知識の狭さも有り思考の幅が広がらないと同義語ですよね。そう言う方は、年を重ねる毎に頑なに自分を守る方に行く人が多いデータもあるそうです。気持を開放してして明るい会話が日常だと良いですね。人は、みんな性格も違うから得ることも沢山有りますし、笑い声は、周囲を明るく変えるんじゃないかしら。それと私が良く感じるのは他人の話は取り敢えず素直に聞きたいものです。ひねくれて聞いては実にはなりません。私は、暗いのが嫌い。陰気が嫌い。案外単純なのです。根本的に明るいのが好きです。

彌　叡

喜び

　４月朔日新年度の始まり、そして神様の日、朝早く、ピンクのアレンジメント、素敵な花束が届きました。毎月１日に贈って下さる私へのプレゼント、お気持ちとその時々の私の心理状態がお分かりのような花が心を包んでくれる、凄く嬉しい、加えて、医師国試合格のお知らせ、結婚式のご案内、病院からの退院のお知らせなど、次々とメールが入ってきて、嬉しい４月になりました。桃梅桜のお花見が今年は全部ひととおり出来たし、矢張り今年が私の年かも？なんて、感じて笑顔がひとりでにしこぼれます。

彌　叡