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立場と配慮 [独り言]

 昭和シングル生まれは、満州事変から始まり第二次大戦終戦、そしてその後の物が無くて、子供に食べさす食料を必死に探す親の苦労を見て育ちました。皆で我慢をして支え合って。それで身についたのが他への配慮であり、謙譲の美徳であり、自分の立場を意識する生き方だったと思っている。それに伴うのは当然礼節でしょう。普通人は、自然に身についていたと思います。だから他人の前で一人に注意など致しませんし、自分が人に注意を周りの思惑も考えずに口にして構わない立場なのかを自分に問います。消えないほどの恨みを買うこともありますから、言葉は呉々も気を付けたいものです。これは人間の良識だと常に思います。だから注意をしなければいけないような事態なら、一人の時に言って差し上げるのが本当の配慮ですよね。

彌 叡
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