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積んでおく本 [独り言]

 ふと目について買い求めた本は、週刊誌などの軽い物はほかの紙類と一緒に処分出来るけど、何度も読むつもりで買った物は段々本棚をいっぱいにして、いつか積んどくになってしまう。絶対に捨てられないのが亡夫の医学書、学生時代から開業して学会に行く時間が取れないと論文として出された大量の医学書、加えて専門誌、没後時間が経ったので処分したいけど出来ません。情だけじゃなくて、医学の進歩に従い、内容の変化、基本は変わらないにしても学理そのものが変わってきているから、夫が苦労して買った医学書は、今や価値が無いと思います。数十年前、漢字、助詩助動詞すべて時代に合わなくて今の人が読めなくなった文庫をまとめて出したら、中年の方が持ってお帰りになったので嬉しかったけど、医学書はまず無理でしょう。四十年前に医学部から退いた息子の医学書と共に、このまま積んどくしか無いのかな。専門書は重いし。まあ心配しても仕方ありませんが。

彌 叡
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