読経 [祈り]
数年ぶりに何かに曳かれるように高幡不動へ参りました。大変な人出、この時節だからもありましょう。達磨市のせいかも知れません。コロナウイルスのため昇殿は不可でしたが本堂の周りを沢山の人が囲んで御前のお護摩と読経に手を合わせました。心の中にある固まったものが自然に溶ける、私がここに来るのは何時もこのためです。大人だから何事も人任せではいけないけれど、時にはこの場が必要なんですよね。自分を冷静に保つために。人には相性があるから自分を裸に出来る俗じゃ無い所があると楽かも知れません。空は快晴、二月二日は良い一日でした。
彌 叡
彌 叡
2021-02-03 11:07
神様の日 [祈り]
二月一日午前神棚の掃除をし、清水、米、塩、お酒新しいお供えを致しました。榊が青々として気持ちの良いこと、節分の毎年感じる先への希望がわく感じがするのが落ち着きます。こんな時は空気が冷たい方が良いのだけれど、二月の寒さは半端じゃないから矢張り仕方がありません、エアコンのお世話になります。生きていると様々な事が有るから、もう良いよと言いたい時が始終有るけれど神前では俗人の勝手な弱音など口に出せません。ただただ神にお任せです。この日は心のけじめの日と決めています。ありがたい日です。今年は丑年、どっしり構えて参りましょう。
彌 叡
彌 叡
2021-02-01 11:10
今日の祈り [祈り]
元旦においでになれなかった方達と今日一月三日新年の祝賀そして本年の各家繁栄を祈ります。三十五年間、一度も休まず行ってきた祈りを沢山の方と奏上できるって嬉しいですね。皆で頑張って幸せになりますよう、心に刻みます。
彌 叡
彌 叡
2021-01-03 10:35
御縁日 [祈り]
色々なご縁があって、人との交流があるけれど、今日は12月1日、神様にしっかりお詣りする日、1年の最後の月になりました。普通は「あっという間でしたね」とか、早いねとか、口にするけど今年は毎日コロナとの闘いでした。目に見えないウイルスに対してどうすれば良いのか、政府の方針やら報道やら、ゴホンと出る咳にも神経質になって長い人生の中でも昔死に病いと言われた結核より恐怖を感じましたね。結局自分を護るのは自分そして宇宙の神に手を合わせるしか無かったけれど、経験して学んだ事も沢山有ったみたいです。これから一寸時間が遅れたけれど、神棚を浄めて清酒.米,塩,清水を新しく供え新しい榊を飾ってご挨拶を致します。神は自分の気持ちをご報告する場、広い宇宙からダメ出しされませんように謙虚に今年最後の1日拍手をうちたいと思います。
彌 叡
彌 叡
2020-12-01 12:46
拝礼 [祈り]
計画していた墓参を終えて長年の心のつかえが消えたような気がする。永代供養が決まってから昔を思い出すことが多く、もうその地に縁者は一人も居ないのに何か懐かしい想いも湧いてきたりして自分で驚いた。墓前で合掌したとき、ふと両親の声が聞こえたような気がして改めて姿勢を整え、深々と拝礼を致しました。親の恩を日常は考えた事も無いのに、ただの合掌では済まない不幸娘の感謝がこみ上げたのかしら。この年になったからかも知れないけれど、親兄弟姉妹がとても身近に感じて。子供を育てた人も育てられた子も血の繋がりを感じるときが強く有るのだと改めて思った次第でした。
彌 叡
彌 叡
2020-11-01 11:09