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それぞれの音 [心と身体]

 フジ子ヘミングさんのコンサートに行ってきました。
報道では知っていたけれど、ステージに入りピアノにたどり着くまで明かりを落とし、支えられて漸くピアノの前に座られたのを見て、涙が出そうになった。
それでも聴きたいと云う人のためにもあろうけれど、生きて居る証と役目とそしてピアノが好きと云うのもあるかしら。
最初の一音から美しい、半熟玉子かマシュマロの柔らかな音に驚きました。
強烈な音の時も中の芯にそれが在るような。
お育ちも活動も存じ上げないけれど、フジ子さんというピアニストは生で聴いて、初めてその心を知りたいと思わせる人でした。
音…それぞれの発想かしら。
チケットを取ってくれた息子殿に感謝です。

彌 叡
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