ソプラノ

　土曜の朝はクラシックの音楽が聴かれる。勿論テレビ番組だけれど。今朝はシューベルト、とてもとりつきやすい作曲家でよく知っている楽曲ですが、今日はコロラチュアソプラノとテノールの歌い手でした。ソプラノにはコロラチュアとかメゾソプラノとか分野は色々だけど私は音楽教室の先生がソプラノのせいもあって聞き慣れたソプラノでのアベマリアが身に沁みる想いがしました。細い高いコロラチュアソプラノを聴くときは昼が良いかしら。メゾソプラノは夜しみじみ聴きたい。テノールは、何時でも良いけれど。５０年前に習ったアベマリアをテレビ番組と一緒に歌って今日は気持ちよい朝です。シューベルトは日本人の感性に合うのかも。

彌　叡

喜劇

　嘗て、ドタバタ喜劇の役者としか認識していなかった人が亡くなられる前、インタビューに答えておられる姿を見ました。驚きました。その学識、言葉遣いの正確さに加えて社会においての常識などを深く身につけた方でした。ご家庭も質実に父親を尊敬する子供と控えめな妻が居て、私が見ていた舞台のドタバタ役者は表面と中味の違いを感じさせました。聞けば多くの役者は家庭を大切にして堅実な生活を送って居らると言う。その昔、お酒も女遊びも芸の肥やし等と言われていた時代とは全然違う世界らしい。確かに大学卒の青年達が漫才界にどんどん入る世の中、知らないことが沢山出て来ました。然し先に書いた芸人さんのような信念もあり学んで身につけただけではない本当の知識人にはまだまだ遠い若手たちだと思います。人間、表面だけで人を判断してはいけませんね。

彌　叡

晴れ後、曇り

　この三日間、本当に穏やかな日が続き、良い朝を迎えました。案じて下さる方がお電話を下さったり、お訪ね下さり、嬉しくも有り難さをしみじみ感じた次第、それに、何でも無い日に突然届いた美しい花束．デリケートな心遣いに私の生き方をキチンと解って下さっている方が沢山いらっしゃることに胸が熱くなって、温かい三日でした。生きていると色々な事があり色々な人にも会います。人間だからその折々、穏やかならざる時もあるけれど、自分が確立していればどうって事はありませんのです。何時も冷静に心温かく情緒軟らかに、誠実にこののちも生きたいですね。真っ直ぐに。

彌　叡

枝葉末節

　枝葉末節の文字は昔から心得るべき言葉の一つとして言われています。小さい事にはこだわるなと言うことと、反対に小さい事も大事に考えるという生き方の心得が言われています。人間がさつな言動はいけませんね。それにくよくよも何のにもなりません。でも俗人の私は下らないことで気落ちしたりしてハッとしたりします。常に頭の一部をクールにしていないと本当に下らないことでくよくよしたりして。精神衛生の為に大切なこと、取るに足りない下らないことの区別を致しましょう。お互いに枝葉末節の二つの意味を自分の為に大切にしましょう。

彌　叡

６月です

　期待した5月の日々も成果が感じられないまま終わりました。でもコロナ災禍のワクチン接種が動き出したことは少し明るくなってきたかしら。何でもスローな日本の政治、首相が薬品会社のトップにワクチンの手配を直談判したとか、７月中に高齢者のワクチン接種を成すように命令をし大臣が動き出したりと聞けば忖度であれ何であれ世情が動き出したかと、軽いと言われている現総理でもちゃんとしてくれれば等と応援したくなります。何時も言葉だけ約束だけだもの。6月７月にかけて私もワクチンを接種致します。副作用が強いと言われているけれど超高齢者としては何が起きても別に！と言う感じです。伊達に生きて来ていませんものね。終わりまで明るく強くいたいと思います。それに礼儀正しくです。今月は年の前半月、後半に向けてしっかりしようと思います。

彌　叡