文句

　ぶつぶつ言っても仕方がない、自分の命が大事なら自分で守らなくちゃ。
専門家やお役人、丁寧にご説明下さるけれど、相手は目に見えないウイルス、解るようで解らない。
要は自分で気を付けなさいと云うことだし、危険だから近寄るなと注意を促されているんですよね。
噴火している火山には誰も近寄らないし、津波が押し寄せている海辺には頼まれても参りません。
ましてや飛び回っている目に見えないウイルスはもっと怖い。
まだ幽霊の方がましかもしれない。
ぼんやりとでも姿が見えるから。なんだかんだと賢しげに文句を言わないで自分を守りましょう。
外へ出なければマスクも要らないし、手を洗ったりうがいをするのは日常の延長、お互いに、しっかり栄養を取り免疫を高めましょう。
でぶるといけないから運動もしましょう。
私は、それに加え、神仏に深く手を合わせます。
みんなの思いが届きますように。

彌　叡

白目黒目

　一番気に懸けていることかもしれない。
朝起きて洗面をしたら、目薬を両目にさします。
普通のロート目薬、眠気の残った目が覚めて、白目が明るくなり、瞳がはっきりしてきます。
私は人と話すとき、いつも目を見て話すので白目が汚れた感じですと、その人の日常まで考えてしまうので白目と黒目がくっきりしていると、勝手に清潔感が有って目も楽じゃないかなと思ってしまいます。
私の習慣は自分の感覚なんだけど、原点は亡夫の影響が有るかもしれない。
死別して長いのに、何かが残って居るのですね。
でもパッと目が覚める思いですよ、一滴の目薬で。！

彌　叡

お振り袖

　美しいお振り袖に袴を纏った写真が送られて来ました。
大学の卒業式、ウイルス騒ぎで学生だけの式だそうだけど、親子の思いでしょう、振り袖に袴の姿は一生の思い出になりますね。
二十二年前、オギャーとこの世に生まれてきた赤子をご実家のおばあ様に代わって一番先に抱いたあの赤ちゃんが、こんなに美しく成長して、大学卒業、就職ですって！
長生きも悪くない♪
こちらのお宅とももう３４年のお付き合い、私の貴重な歴史の大きな1ページです。
お行儀の良い若い人は爽やかで素敵ですね！！

彌　叡

お花見

　めったに花見など出掛けた事は無いけれど、テレビで上野や目黒の桜を観ていると、コロナ騒ぎで人気のない満開の花が可哀想にも見えてくる。
でも反面、堂々と咲き誇る桜が酒や人間に煩わされずに美しいのも確かに思えます。
今日近くのポストまで手紙を出しに行きました。
このあたり、昔からお住まいの広いお家が多く、梅も桃も見られ今は桜です。
通り道の左右五軒の満開の桜を見て来ました。
本当に美しい！
そう言えば幼い頃に住んでいた実家にも桜があったっけ。
ふと思い出しました。
今年の花見はこれでおしまい!!
昨日とうって変わって今日は晴天です。

彌　叡