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尊敬 [生き方]

 最近の投書欄で涙が止まらない感動が有りました。亡くなられた父上の看病を長い間なさり見送られた方だけれど、「大変だったけれど病気と最期まで闘いながら笑顔を絶やさなかった父を私は尊敬しています。」との発言が有りました。苦痛は並大抵のものではないはず、それを上回る家族への感謝を動かなくなった躰の唯一動く顔で笑顔を見せられたその方の必死が伝わりました。尊敬する親が居ると言うこと、又いえるという親子関係、この節久しく聞けない言葉でした。自分は子に尊敬される存在価値が有るのか忸怩たる想いに悔やみます。
後で悔やむから後悔と云うのですが、一生懸命生きても完璧と云うことはありませんよね。自分の価値観で生きても子に伝えるには未熟な物が多々有ると思います。ただ一瞬でも凄いと子に感じさせることが有ったら一生懸命生きている証かも知れませんね。子は親の背を見て言動を見て育つのですから常に自分を見ないといけないですね。責任重大です。

彌 叡
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