寒さ

　普通に時を重ねて居るのに、急な寒さが訪れるとあらあらと気忙しくなってくる。夜来の雨はやんだけど、買い物に出掛ける予定が迷うような寒さ、晴れるのを待とうかしら。それにしても、嘗ての自分は、決めたら躊躇うことなど無かった、神経も体力も老いたと言うことだと思うけど、思いたくない意地が残っていて、モヤモヤしている。歌でも歌おうか。「童は見たり、野中の薔薇」ひと節声を張り上げたら何となく気がしずまって来ました。単純！お出掛けは何時も独り。気遣い無し。少し気温が上がったら、独り旅に又出ましょう。今日は、決めた事だけいたします。今日は、遠方から航空機でお越しになるお客様が有る、天気になるよう、私をも含めて晴れてほしい。それにしても寒すぎます。

彌　叡