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シルク [独り言]

 日本人の郷愁かも知れない。絹はその昔から目の前に有りながら何となく貴重な存在でした。二十八才で亡くなった長姉が1枚のハンカチーフを大切にしていましたが、それが紅花で染めた絹の布でした。どなたに頂いたのか、誰も聞かず、ずーっと姉とそのハンカチーフは1つのイメージでした。私は、成人してハンカチーフどころか洋服も下着もシルクが近くにあるけど、それとは別にあのハンカチーフはただ1つの憧れみたいに残っています。軽くて意外に丈夫で私は、大好きですね。古い時代の郷愁かも知れませんが。そう言えば紅花で染められた絹の反物を、当時の皇后様がお気に召して柔らかい色調の布を選ばれたことがあったとか。これからもシルクのイメージは、私にとっては何よりのイメージかもつい昔を思い出しました。。

彌 叡
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