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ウィルスの怖さを思う [心と身体]

 もう1年以上になるコロナ災禍、死者も居られる。それにインフルエンザも毎年のように襲ってくる。目に見えない菌はどう防げば良いのか、怯えてばかりは居られないけれど時折人間は無力だなあと思うことがありますよね。心を強く持たないと落ち込みそうになる。その昔私の姉が28歳で結核で亡くなりました。太平洋戦争が始まった年です。その臨終の日、会社員の兄が勤めを休んで遠方から駆けつけたのだけれど…、死に際とも思えない声で姉が叱ったのです。帰りなさい、休んでくるほどの事じゃないって。障子の外の廊下で兄は泣き私達も泣いたあの日の事は今もはっきり覚えています。結核も目に見えないウイルス、防ぎようがなく蔓延しました。今又結核に罹患する人が居られると言います。防ぎようが無いウイルスに負けない方法は自分の注意と体力しか無いので自分を強くしなくては!臨終の日の姉のような、精神の強さを自分が持っているかと言われれば疑問だけれど体を注意しながら鍛えることは出来そう。人様は私の事を強い人と行って下さる、ならば本物の強さを自覚出来るようにならなくてはね。上辺ではなく中からです。オタオタしないように、お互い冷静にしっかり致しましょう。

彌 叡
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